『Brown Sound を紐解く 1959SLP 編』
はい。
『Brown Sound を紐解く 1959SLP 編』
です。
、、、実はですね、、、
私。マーシャルの事は詳しくないんです、、、
ですので、知っている範囲で書かせていただきます。
1959 SLPと言うのは商品名で、読み方は、
1959 スーパー リード プレキシ と読みます。
(AMP前面にあるパネルが金属ではなく、金色のアクリル樹脂→プレキシグラスで成型されています。)
1967年か1968年製だと言われています。
シリアルナンバーを紐解いてもよくわからないと言うのが定説の印象です。
「Laydown Trance」が挙げられると思います。
これはAMP裏面から覗いた時に、
一番右のトランスが縦ではなく、
シャーシに寝かせて取り付けてあるんですね。
このタイプは1967/68年式だけではなく、
70年以降でも存在したらしいのですが、
数的には少数で、
今となっては 探すとなかなか見つからない珍しいタイプですので、
「レア」と、言っても良いかも知れません。
そしてその1959 SLPは、Jose Arredondo と言う、
その筋(AMP カスタマイザー)ではかなり有名な人が関わっていて、(管理していた!?)
内部をカスタマイズドしていたという話もチラホラですが、真相は定かではない様子です。
当時〜今もなお大人気のAMPなんですね。
EVHのBrown Soudには欠かせないアイテムなのは間違いありませんが、
当時のEVHには選択肢が少なく、
ある意味、当然の選択だったのかも知れません。
は語り尽くされた感がありますので、ここでは割愛させていただきます。
Brown Soundの秘密はそれだけではありません。
「Variac だろ。ヴァリアック!」
と思ったアナタ ♪
次回は、
『 1959SLP 運用 編 』
です!
ではでは。
*1:昔、パサディナにあった「Berry and Grassmuck」という楽器店で働いていて、ピアノやオルガンを運んだりしていた。
ある日マーシャルのアンプヘッドがやってきた。これはローズ・パレスというところのもので、そこはローズ・パレードのフロートを作っているコンクリートの建物だった。
(注:「ローズ・パレード」はヴァン・ヘイレンの地元パサディナで行われる新年祝賀パレード。「フロート」は飾りをつけた乗り物のこと)
ここではアイアン・バタフライとかジミ・ヘンドリックスなんかのコンサートが開かれていたんだ。その後コンサートをやらなくなったので、そこで使われていたマーシャルが私の働いている店に届いたというわけだ。
私はそれまで写真でしかマーシャルを見たことがなかった。だから私は、どんなに長く店で働いてもかまわないからこのアンプヘッドが欲しい、って店に言ったんだよ。